『アルファス AIR(Daiwa)』の総合評価

アルファス AIRの最大の特徴は、ベイトフィネスリールの中で最も低いギア比(5.8)をもつモデルがあること。

他のベイトフィネスリールでは難しい小型シャッドなど巻き物ルアーをゆっくり巻く釣りができます。

ギア比「7.2」のハイギアモデルの方は、それほど尖った特徴はありませんが、何にでもバランスよいスペックです。

T3 AIRSS AIRに比べると、扱えるルアーの軽さは劣るものの、その分、ベイトフィネスリールの価格としてはお手頃です。

なお、2018年6月発売に渓流用にカスタム(飛距離を落として、バックラッシュの軽減を重視)した『アルファス エア ストリームカスタム』が発売。

2020年5月には新モデル『アルファス AIR TW』が発売された。

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アルファス AIRのスペック表

本体重量 165gベイトリールの中では軽いです。⇒ ランキング
定価 37,000円ベイトフィネスリールの中ではやや安いです。⇒ ランキング
キャスト可能な
ルアーの重さ
4g ~ある程度のルアーはキャスト可能です。⇒ ランキング
キャストのしやすさ
ブレーキ調整
元々のブレーキシステムが高性能の為、他機種よりバックラッシュしにくい。ブレーキ調整は「20段階のマグダイヤル」で行います。
飛距離 マグネットブレーキでありながらも、軽量ルアーが気持よく飛ぶ。
打ち物

ギア比

 5.8
× ギア比「5.8」は、標準よりも非常にギア比の低いローギアタイプ。回収スピードが遅く、手返しが悪い為、打ち物系ルアーには向いていなません。

ギア比

 7.2
ギア比「7.2」は、標準よりもギア比が高いハイギアタイプ。回収スピードが早く、広い範囲をテンポよく短時間でカバー打ちできます。
巻き物

ギア比

 5.8
ギア比「5.8」のハイギアモデルでは不可能な非常にゆっくりなスピードで巻くことができる為、巻き系ルアーに非常に適しています。

ギア比

 7.2
× ギア比「7.2」は、少しハンドルを動かすだけで大きくルアーが動いてしまう為、ゆっくりと一定のスピードで巻き続けることが難しい。中には、まともに動かなくなるルアーもあります。
ラインキャパ フロロカーボン・8lb-50m
軽量ルアー向けに特化している為、巻けるラインの量は少なめ。太いラインを巻いた遠投には不向きです。
発売日 2016年2月発売⇒ ランキング
メーカーHP

おすすめモデル

巻き物メイン(右利きの場合) → アルファス AIR 5.8R(右)打ち物メイン(右利きの場合) → アルファス AIR 7.2L(左)