キャスト精度 - ベイトフィネスリールのメリット

SS AIRとロッド

ベイトリール全般に言えることですが、ベイトフィネスリールはスピニングリールに比べて、キャストの精度や正確性が向上します。

特に「飛距離の調整」の部分で差が出ます。

スピニングリールの場合、飛距離の調整は主に竿の振り加減でしなければなりません。

それに対しベイトリールでは、サミングでブレーキを掛けることができるので、飛びすぎる勢いのキャストでも、簡単に飛距離の微調整ができるので、ピンスポットへのキャストも決まりやすいです。

ベイトリールのクラッチに指を載せている写真
ベイトリールでのサミングの様子

スピニングリールでも、サミングと同様の方法として「フェザーリング」と呼ばれる技法があります。

これはキャスト後に指でスプールやラインを押さえ、ラインの放出量を調整する方法ですが、加減が非常に難しいのです。

特にフリッピングやスキッピングなど低弾道のキャストを行う場合、スピニングリールのフェザーリングでルアーの浮き上がりを制御するのは非常に困難です。

スピニングリールのスプールに人差し指を添えている写真
スピニングリールのフェザーリングの様子

また「そもそも初心者にはベイトリールのサミングが難しい」なんて話もありますが・・・

マグネットブレーキタイプやDCなど、最近のベイトリールは適切なブレーキの強さに調整さえしておけば、まずバックラッシュしません。(初心者には少し強めのブレーキ設定がオススメです)

特にベイトフィネスリールの場合、全体的な性能も高いので、一般的なベイトリールよりも尚更バックラッシュしにくいです。

その証拠に私がメインで使用しているSS AIRでは、キャスト後にサミングしなくてもバックラッシュが起きません。

スポンサーリンク