『T3 AIR(Daiwa)』の総合評価

ベイトフィネスリールの中では、性能No.1!他の機種に比べて、軽いルアーを最もスムーズにより遠くへ飛ばすことができます。

今まで「軽いルアーはスピニングリール」と言われてきましたが、その常識を覆し、今や「スピニングリールよりも飛ぶベイトリール」として、「ベイトフィネス」という新しい釣りのスタイルを定着させた立役者でもあります。

しかし価格は5万円強と、バス釣り用のベイトリールとしてはかなり高額です。

もちろん、値段以上のパフォーマンスを秘めてはいるのですが、それを最大限引き出すには「T3 AIR」の細かいブレーキ調整を使いこなす必要があります。その為には、釣りの経験や知識を元にした感覚が必要となりますので、どちらかと言えば上級者向けのリールです。

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T3 AIRのスペック表

本体重量 160gベイトリールの中では軽いです。⇒ ランキング
定価 58,000円ベイトフィネスリールの中ではやや高めです。⇒ ランキング
キャスト可能な
ルアーの重さ
1g ~ほぼ全てのルアーがキャスト可能です。⇒ ランキング
キャストのしやすさ
ブレーキ調整
元々のブレーキシステムが高性能の為、他機種よりバックラッシュしにくい。初心者は「MAX BREAK」「ALL ROUND」「LONG CAST」の3つのブレーキモードを中心にブレーキ設定を行えば、軽いルアーも簡単にキャストできる。中級者以上は、さらに細かく「20段階のダイヤル調整」を加えて行うことで、より軽いルアーを遠くに飛ばすことができます。
飛距離 細かいブレーキ設定ができるので、ルアーにアジャストして飛距離を最大限伸ばすことができる。
打ち物

ギア比

 8.6
ギア比「8.6」は、標準よりも非常にギア比の高い超ハイギアタイプ。回収スピードが早いので、広い範囲をテンポよく短時間でカバー打ちできる。まさにベイトフィネス向けです。

ギア比

 6.8
ギア比「6.8」は、標準よりもややギア比が高いハイギアタイプ。超ハイギアモデルには敵わないものの、手返しは普通のベイトリールよりも良い為、打ち物系ルアーに向いています。
巻き物

ギア比

 8.6
× 少しハンドルを動かすだけで大きくルアーが動いてしまう為、ゆっくりと一定のスピードで巻き続けることが難しい。中には、まともに動かなくなるルアーもあります。

ギア比

 6.8
ギア比「6.8」は、少しギア比が高めではあるものの、巻き物をゆっくり一定のスピードで巻くことはできる。またノーマルギアに比べて、楽に早巻できるメリットもあります。
ラインキャパ フロロカーボン・8lb-50m
軽量ルアー向けに特化している為、巻けるラインの量は少なめ。太いラインを巻いた遠投には不向きです。
発売日 2012年8月発売⇒ ランキング
メーカーHP

おすすめモデル

打ち物メイン(右利きの場合) → T3 AIR 8.6L-TW(左)巻き物メイン(右利きの場合) → T3 AIR 6.8R-TW(右)