値段が安いベイトフィネスリールと高い物の違い

SS AIRで釣れたブラックバスの写真

ベイトフィネスリールの価格は、ロキサーニ BF8(アブガルシア)のように1万円台で購入できるものから、T3 AIR(ダイワ)のように6万円弱していたものもあり、価格帯に幅があります。

値段が高いベイトフィネスリールと値段が安いベイトフィネスリール、一体何が違うのか?

リール全てにおいて言える事ですが、基本的に「値段と性能は比例」します。

例えば、値段が高いリールほど、

  • バックラッシュのしにくさ
  • 軽さ
  • 巻き心地の良さ
  • 頑丈さ

このような基本性能が高いです。

その中でも、値段によって最も影響を及ぼすのが「バックラッシュのしにくさ」です。

ベイトフィネスリールにおいては、値段が高い機種ほど、軽いルアーを投げてもバックラッシュしにくく、遠くに飛ばすことができます。

逆に値段が安い機種ほど、軽いルアーを投げようとすると、すぐにバックラッシュしてしまいます。

だからと言って、バックラッシュしないくらいまでブレーキを強くすると、今度は飛距離が出なくなってしまいます。

このように性能に大きな差がでる理由として、ブレーキシステムの性能やスプールやベアリングの品質の違いが挙げられます。

ブレーキシステムの性能が低いと、ラインの放出量に合わせてスプールの回転をうまく制御することができない為、バックラッシュが頻発してしまいます。

また、スプールが重かったり、滑りの悪いベアリングを使っていると、スプールの回り出し(初速)に全てのパワーを使ってしまい、ルアーを前に飛ばすことができません。

だから、それぞれ予算はあると思いますが、可能な限り値段の高いリールを選ぶ方が結果的に満足度の高い買い物になりますよ。

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